ミニシアター「ラピュタ阿佐ヶ谷」(東京都杉並区)では22日から、恒例の『伝説の美女、魅惑の独演~昭和の銀幕に輝くヒロイン』第101弾として大空眞弓の作品11本を順次上映する。8月13日まで。
大空は1940年生まれ。東洋音楽短大に在学中にスカウトされ、中退して新東宝に入社した。64年にヒロインを務めた「愛と死を見つめて」が大ヒットし、人気を不動のものにした。上映作品をいくつかみてみよう。
22~28日は「可愛いめんどりが歌った」(61年、富本壮吉監督)。フリーになって大映での初主演作。奔放に生きるハイティーン娘が突然ドラマの主演に抜擢(ばってき)される…という、田宮二郎が相手の青春喜劇だ。