今月8日、千葉県木更津市で大型犬ドーベルマン2匹を盗んだとして男女3人が逮捕された事件で、容疑者の1人は4月に脱走した犬を確保したボランティアだった。
木更津署が窃盗などの疑いで逮捕したのは同県松戸市の自称無職、岡島愛容疑者(29)ら3人。岡島容疑者は今回盗まれた2匹を含む4匹が4月22日に脱走した際、ボランティアで捜索に参加、路上で4匹を発見し、確保していた。
飼い主の男性(79)はその後、脱走防止のワイヤを取り付けていたが、窃盗被害後にワイヤが外されていたのに気が付いたという。
男性は今月8日、女性から「犬の餌を見たい」と言われて木更津市内のホームセンターを一緒に訪れ、約1時間後に自宅に戻って被害に気付いたといい、署は女性が岡島容疑者だった可能性もあるとみている。