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大型株式分割ブーム到来か…任天堂10分割が刺激に1/1ページ

任天堂は9月末株主を対象に1対10の大型株式分割を実施することを決めた。現在は最低で600万円近い軍資金が必要だが、これが50万円台に下がるため、個人マネーの大量流入が予想される。

任天堂はゲーム専業で世界トップの優良企業。売上高の約8割を海外で稼ぐ円安メリット株だが難点は1株6万円近い高株価。最低投資単位の100株でも個人には手を出しにくい。

東証では現在、100株購入に500万円以上の資金が必要な銘柄は、任天堂、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、キーエンス、SMCの5社。どれも国内外の機関投資家や投資ファンドなどが売買の主役で、大方の個人投資家は株価を見ているだけなのが実情だ。

「東証はこれまで、高株価企業に対して50万円以下で投資できるよう働きかけてきました。今回、任天堂は東証の求めに応じた格好で、上場企業としての社会的要請から他の企業も投資金額の引き下げ要請を無視できないでしょう。個人の投資促進は国策なのです」(インターネット証券の役員)

【2022年5月13日発行紙面から】

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