今は東京駅の駅弁売り場とかにも売ってる。
この焼き鳥、味が独特。確か国技館の地下で作っていて、一回蒸すのが特徴と聞いた。タレの味も、肉の噛みごこちも、焼鳥屋では絶対食べられない味。ちょっと駄菓子っぽい感じが、お祭り感を盛り上げる。
だから、国技館以外でも売り始めた時は、ちょっと残念だった。そんなことしなくていいのに、と思った。
だけど、もう10年ぐらい国技館にも行ってないし。ここは文句言ってないで、弁当として買ってきて家で食べてみようか。
と、東京駅で買ってきた。
箱を開けると、冷たくてもいい匂いが立ち上って、ぐいっとお腹が空いた。
サントリーの缶入り角ハイボールがあったから、そのつまみにする。国技館ではビールかカップ酒だからね。そこがちょっと特別。
まず、角ハイボールをズビビッと飲む。すいません、まだ午後2時です。だって相撲だから。大相撲は結びの一番だって、午後6時前に終わるじゃないですか。
で、焼き鳥を一本。
んー、んまい!これだ。このちょっと焦げた感じの香り。たまりません。これはいい。うちで食べてもすごくおいしい。
ちょっとお腹が空いてたから、これ一箱自分で食べて、お昼ご飯としよう。5本入りで、2本がつくねだ。そこもいい。ちょうどいい。つくねもうまい。小さくて丸いのがかわいい。