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「対中前線基地化」要求か バイデン大統領が日韓歴訪 親中派・林外相の「二股路線」に釘、媚び売ってる場合ではない岸田政権2/3ページ

今回の訪日に先立って、バイデン氏は韓国を訪問する。米大統領のアジア歴訪で日本を後回しにした例がないことから、一部で「日本軽視ではないか」という見方も出た。日本外務省の根回しのマズさもあるだろうが、私は、米国側に「韓国を失うわけにはいかない」という危機感が強かったためだ、とみる。

中国と黄海を挟んで向かい合う韓国は、かねて「親米」と「親中」の間で揺れてきた。文在寅(ムン・ジェイン)前政権は露骨な「親中」政策を展開したが、米国とすれば、尹錫悦(ユン・ソンニョル)新政権の発足を機に「『親米』路線を徹底させたい」と考えたとしても、おかしくない。中国に対する警戒感が韓国訪問を優先させたのだ。

中国の習近平国家主席(新華社=共同)
中国の習近平国家主席(新華社=共同)

これは、岸田政権に対するメッセージでもある。

岸田政権はバリバリの「親中派」である林氏を外相に起用し、政権発足当初から中国に秋波を送ってきた。そこで、米国は韓国を優先して、「分かっているだろうな。『親中』路線は容認しないぞ」と、やんわりと警告を発したのだ。

米国の姿勢は、日本の沖縄県・尖閣諸島防衛と核抑止提供をめぐって、さらに強烈になる。

日本は首脳会談で、いつものように「尖閣に対する日米安保条約の適用」を求め、米国は応じるだろう。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナを核で脅している現実を踏まえれば、中国と北朝鮮の核を念頭に、米国は日本に提供している「核の傘」についても、改めて確約するはずだ。

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