ニュースの核心

「対中前線基地化」要求か バイデン大統領が日韓歴訪 親中派・林外相の「二股路線」に釘、媚び売ってる場合ではない岸田政権3/3ページ

だが、この2点は、日本の「対中・前線基地化」と裏腹の関係にある。つまり、「日本が従来以上に、対中抑止に重要な役割を果たさなければ、米国の日本防衛もない」という話なのだ。

米国とすれば、日本を守るために、米国本土が核で脅され、あるいは攻撃されるかもしれないリスクを負う以上、当然だろう。

もともと、米国内には「本当の敵は中国だ。ウクライナ防衛のために、米国の資源を使いすぎるな」(共和党のジョシュ・ホーリー上院議員)という声がある。バイデン政権には「米国だけでウクライナと中国の2正面作戦を展開するのは、荷が重い」という本音もあるに違いない。

岸田政権は、中国に媚びを売っている場合ではない。ウクライナ支援は当然として、ここで中国と断固、対決する姿勢を示さなければ、米国だけでなく、世界の自由・民主主義陣営から信用されなくなる。林外相の「親中・親米二股路線」は国を滅ぼす。早急に更迭すべきだ。

■長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ) ジャーナリスト。1953年、千葉県生まれ。慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学院(SAIS)修了。政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自情報に基づく解説に定評がある。政府の規制改革会議委員などの公職も務めた。著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア―本当の権力者は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。ユーチューブで「長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル」配信中。

健活手帖

zakスペシャル

主要ニュース

ランキング

  1. 中国で新種ウイルス…35人が感染 「狼牙へニパウイルス」とは 宿主は「トガリネズミ」

  2. 【マンション業界の秘密】中国のマンション業界は驚くことだらけ! デフォルトになった不動産会社がいまだに存続 空室1億戸も

  3. 【国防に不安あり】国の威信をかけた安倍元首相「国葬」 万全の警備・警護のために警察と自衛隊の合同警戒を

  4. 中国「終戦の日」に挑発 尖閣周辺領海また侵入 識者「岸田政権、取り組みの遅さ目立つ」

  5. 習主席の3選危機と台湾有事 ペロシ氏訪台で過敏に反応、背景に米民主党と「反習派」の〝闇連携〟 国際投資アナリスト・大原浩氏が緊急寄稿

  6. 「影武者説」も浮上する異変…プーチン大統領の体調と心理 外交は孤立化へ焦り、ウクライナ戦況に影響も

  7. 「子どもが生まれた」の報告に対して言ってはいけないセリフ5

  8. 【玉ちゃんの酔滸伝】ヘトヘトの私を救ってくれた高田延彦さん 「太鼓とは普段よりも10倍ビールがおいしく飲める装置なのだ!」

  9. 大谷、技あり!試合を決める左前適時打 あす11勝目かけ登板

  10. トランプ前大統領に〝スパイ容疑〟機密文書11件を押収 「捜査は不当」と大激怒 「共和党潰し」の声も 「韓国のようで、異例ずくめ」識者

ピックアップ連載

連載一覧へ

最新特集記事

特集一覧へ