18日のNYダウは4日ぶりに大幅反落し、前日比1164・52ドル(3・57%)安の3万1490・07ドルと、年初来安値を更新した。この日は、小売り大手ターゲットの2022年2~4月期の純利益が前年同期比52%の減益となったとの発表を受け、インフレが企業収益を圧迫するとの懸念が強まった。その結果、小売り株を中心に幅広い銘柄が売られた。
外部環境が悪化したため、19日前場の日経平均は大幅安となり、寄り付き直後の9時6分に前日比761・11円安の2万6150・09円を付けた。日米株式市場は、当面不安定な動きを続けそうだ。慎重な運用を心掛けたい。
まずフューチャー(4722)は、好業績が注目ポイント。22年12月期第1四半期連結売上高は126・05億円(前年同期比13・7%増)、営業利益は33・41億円(同96・2%増)だった。
ITコンサルティング&サービス事業については、小売業・物流業においてAI―OCR技術を活用した伝票等のフルデジタル化等、同社独自のAI技術を活用したデジタル基盤を構築した。
また、同社の中長期的な成長に資するプロジェクトである地域金融機関向け次世代バンキングシステム導入プロジェクト、人材派遣業向けや卸売業向けの基幹システム刷新案件などが順調に進行した。
次にスーパーバリュー(3094)は11日、ロピア・ホールディングスが、スーパーバリュー社(SV社)の取締役会に対し、商品の相互供給及び人材交流を含む業務提携案を提示した。これが注目ポイント。