プーチン氏の「カネ」知る大富豪〝怪死〟 裏切り者を口封じか 妻と娘と無理心中、一家心中、霊媒師宅の地下室で死亡…すでに8人1/2ページ

西側諸国は経済面でもプーチン氏への圧力を強めている(ロイター)
西側諸国は経済面でもプーチン氏への圧力を強めている(ロイター)

ロシアのプーチン大統領が、経済的にも追い込まれている。米国が露国債のデフォルト(債務不履行)認定に踏み切る見通しが強まったほか、西側からは外貨準備や新興財閥「オリガルヒ」の資産を没収する案も浮上する。プーチン氏の「カネ」と「秘密」を握るとされるオリガルヒは8人が連続不審死したが、プーチン政権から離反する動きは止まらないと専門家は予測する。

■G7も没収議論

イエレン米財務長官は18日、米国人が25日までロシア国債の利払いを特例で受け取ることができる措置を、そのまま失効させるのが「合理的だ」と述べ、デフォルトに追い込む考えを示唆した。

オリガルヒの「スーパーヨット」も制裁対象となっている(ロイター)
オリガルヒの「スーパーヨット」も制裁対象となっている(ロイター)

先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、ロシアの外貨準備など凍結資産を没収する案も議論された。

さらに欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は19日、差し押さえたオリガルヒの資産を没収し、ウクライナの復興資金に充てる方法を模索していると述べた。

ロシア政治に詳しい筑波大名誉教授の中村逸郎氏は「オリガルヒの資産は本人名義でないものも含めて全容を把握するのは難しく、個人資産を没収できるかは不透明だ。ただ、欧米の姿勢はオリガルヒに『自分の名前が割れているのではないか』と恐怖を与える脅しの効果がある。西側の情報戦の一環だろう」と分析する。

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