勝負師たちの系譜

東京に負けたくないという気構え 西高東低の風やまず 毎日のように練習将棋…研究量は関東以上か1/2ページ

関西将棋会館では日々、練習将棋が行われている
関西将棋会館では日々、練習将棋が行われている

最近ファンから「このところ活躍している棋士は皆、関西の人ばかりですね」と言われたことがある。

藤井聡太五冠が関西所属(愛知県)だから、そう見えるのかと思って調べたら、確かにこの一年、優勝者やタイトル戦の挑戦者は関西棋士ばかりである。

今進行中の「名人戦」は、2年連続ブッチギリで奈良市出身の斎藤慎太郎八段が挑戦者になっているし、同じく進行中の「叡王戦」は明石市(兵庫県)出身の出口若武六段が挑戦者だ。その出口と挑戦者を争ったのは、服部慎一郎四段(富山市出身)だった。

また「お~いお茶杯王位戦」の挑戦者決定戦に勝ち上がったのは、豊島将之九段(愛知県一宮市出身)と、池永天志五段(大阪市出身)の関西勢で、今まで注目されていなかった関西の若手が、大舞台に登場している。

このほか直近の「朝日杯将棋オープン戦」と「銀河戦」では菅井竜也八段(岡山市出身)が優勝。「JT将棋日本シリーズ」は豊島将之九段が優勝と、このところの活躍はすべて関西勢である。

関東勢はと言えば、6月から始まる「ヒューリック杯棋聖戦」の挑戦者に、永瀬拓矢王座が名乗り出たくらいだ。

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