列島エイリアンズ

出会い系外国人編(3) 自称〝海外育ちの30代日本人女〟の巧みな手口 FX取引に誘い「吊り橋効果」で恋の毒牙に3/3ページ

「私は彼女に完全にほれてしまっていました。色ボケと言われたら仕方ないですが、今思えば、FX取引のドキドキ感による『吊り橋効果』ってやつだったんじゃないでしょうか」

恋という毒牙にかかり、完全に判断能力を失った男性は、女の言いなりと化していく。

■1都3県に住む外国人は120万人とも言われ、東京は文字通りの多民族都市だ。ところが、多文化共生が進むロンドンやニューヨークと比べると、東京在住外国人たちはそれぞれ出身地別のコミュニティーのなかで生活していることが多い。中韓はもとより、ベトナム、ネパール、クルド系など無数の「異邦」が形成されているイメージだ。その境界をまたぎ歩き、東京に散在する異邦を垣間見ていく。境界の向こうでは、われわれもまたエイリアン(異邦人)という意味を込めて。

■奥窪優木(おくくぼ・ゆうき) 1980年、愛媛県出身。上智大学経済学部卒。ニューヨーク市立大学中退後、中国で現地取材。2008年に帰国後、「国家の政策や国際的事象が、末端の生活者やアングラ社会に与える影響」をテーマに取材活動。16年「週刊SPA!」で問題提起した「外国人による公的医療保険の悪用問題」は国会でも議論され、健康保険法等の改正につながった。著書に「ルポ 新型コロナ詐欺」(扶桑社)など。

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