誕生日にヒーローになるはずが一転。指揮官の怒りを買うミスを犯してしまった。日本ハム・清宮幸太郎内野手(23)は25日のヤクルト戦(神宮)の9回、中前に勝ち越し打を放つも直後に重盗失敗。普段は敗戦後も前向きに語る新庄剛志監督(50)だが「一生、上に行けない!」とブチ切れた。
前日は4三振といいところなく、サヨナラ弾を打った同級生・村上との〝4番対決〟で完敗。この日は3番で2安打を放ち、ヒーロー目前だったが、詰めが甘かった。
6―4とリードを広げた9回2死一、三塁、打者・万波の場面で重盗のサイン。一走の野村がスタートし、捕手の内山は二塁へ送球も、三走の清宮はスタートが遅れ本塁憤死。ベンチにリクエストを出すよう要求も、BIGBOSSは動かなかった。