ニッポンの新常識

日米同盟深化から経済発展の身近な手段 横田、辺野古「米軍基地の軍民共用」 滑走路の共有で沖縄の観光客と税収の増加に

横田基地に到着した「エアフォース・ワン」(22日)

岸田文雄首相と、就任後初来日したジョー・バイデン米大統領との日米首脳会談が23日に行われた。軍事的覇権拡大を進める中国を見据えて、日米同盟の強化が確認された。米国主導の新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の設立も宣言された。

日米同盟を深化させたうえで、経済を発展させる身近な手段として、「米軍基地の民間共用」という考え方がある。

現在、軍民共用の空港は日本全国で8カ所あり、そのうち三沢飛行場(青森県三沢市)と、岩国飛行場(山口県岩国市)は、米軍が管理している。2018年には、三沢で約29万人、岩国で約52万人が利用している。

例えば、東京都都市整備局はホームページ上で「軍民共用化の意義」として、バイデン氏が専用機「エアフォース・ワン」で降り立った横田飛行場(東京都福生市など)を取り上げている。滑走路が3350メートルもあって大型機の離着陸が可能で、首都圏空港機能の補完や、多摩地区や近隣県民にとって便性向上につながるという。

私は、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先である米軍キャンプ・シュワブ(同県名護市辺野古)の飛行場についても、民間と共用にすればメリットは大きいと思っている。滑走路は約1800メートルなので航空機に制限はあるが、実現すれば沖縄北部に観光客が増え、地元経済は活性化して雇用も増加する。もちろん税収も増えることが予想される。

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