美女Tik Tokerが、所属事務所社長のセクハラや契約をめぐるトラブルについて写真週刊誌で告発したことが物議を醸しているが、ライブ配信で「投げ銭」「チップ」などを稼ぐユーチューバーやTik Tokerといった「ライバー」が人気の職業となった今、彼らをマネジメントするプロダクションも増えてきている。そんな新興勢力がゆえの〝光と影〟を探る。
ライバーにとって、プロダクションに所属するメリットは何か。モデル事務所からライバー系の事務所に移籍した女性はこう説明する。
「普通の芸能プロダクションと違うのは、配信の設備を提供してくれることだと思います。初心者にとって初期費用をかけずに始めることができるのはありがたいです。配信はスマホでも始めることができますが、照明をそろえたり、セッティングしたりするのは大変。自宅からの配信が難しい人でも、事務所がブースを持っていれば、配信に集中できます」
芸人からライバーに転じた男性も「事務所がプラットフォームを持っていると集客も楽です。ネタ動画を収録して配信する場合、編集まで手伝ってくれる制作部がある事務所はさらに助かります」と語る。