今月7日から始まった私の競輪予想絶好調の日々も終了いたしました。「もしかしたら車券で暮らしていくのも夢じゃないな」と思ったことが遠い昔日のようですな。
最近は年齢のせいか、同世代の選手に肩入れして見てしまいますね。強かった選手たちの力が落ちてまうのは寂しくもあるのですが、今まで以上に感情移入してしまうものです。
私が競輪を本格的に見始めてすぐにデビューしたのが88期。渡辺一成、成田和也、佐藤友和などなど素晴らしい選手が出てきました。その中でも一番タイトルを獲っているのが、初日12R特選を走る山崎芳仁ではないでしょうか。
そんな山崎も近ごろでは前に目標があっても番手まくりはおろか、別線にすんなりまくられてしまったりするです。憎たらしいほどに強かった時代を思うと寂しいですなあ。
誰もが佐藤慎太郎のようにはなれないのだけど、40代の選手、応援しています!
青森ナイター初日の12R特選は森田と朝倉がもつれてグチャクチャになって好配当を呼び込んできてほしい。杉森がショートまくりを打ち、別線の竹内と絡めて〔2〕↔〔1〕―〔3〕〔4〕。
あれ? 山崎応援してたんじゃなかったっけ? ま、好配当は別腹だ…。(落語立川流真打)
■立川志らべ(たてかわ・しらべ)1975年9月3日生まれ。静岡県伊豆の国市出身。落語家。2000年に立川志らくに入門。07年に二ツ目昇進。18年10月に真打昇進。趣味は音楽鑑賞、サッカー観戦。競輪の造詣が深く、好きな選手は村上義弘(京都・73期)。本紙競輪面にコラム『真打 志らべの口先先行一車』を連載中。