サッカーW杯カタール大会が11月の開幕まで、あと半年を切りました。
6月のA代表4連戦は極めて重要なのはいうまでもありません。全試合ホームですから、一気に盛り上がっていかなくちゃです。
ただひとり初代表に選出されたのがDF伊藤洋輝(ひろき、23)=シュツットガルト=でした。A代表で「いとう」といえばブレーク中の「伊東純也」しか思い浮かばないかもしれませんが、こちらの伊藤もぜひインプットしてください。
彼のいいところはポイチ(森保一監督)も指摘していましたが、守備です。ドイツに移籍して格段に成長しました。
彼はセンターバックですが、サイドバックやボランチもできます。昨年6月、J2だった磐田からドイツのシュツットガルトにレンタル移籍した当初は2軍扱い。それがリーグ戦でレギュラーを奪取。欧州リーグでは50人近い日本人選手がプレーしていますが、今季飛躍的に伸びた1人です。
彼がドイツに移籍して一番よくなった点は「1対1」が強くなったこと。相手を自由にプレーさせず、シュートを打たせないことはもちろん、自分がいけるタイミングで相手にプレッシャーをかけにいきます。欧州トップリーグのドイツで、他の一流DFと遜色なくプレーできるようになりました。