ボートレースが夜遅くまで楽しめると大好評のミッドナイトボートレース。今年度の第2戦が29日から6月4日までボートレース下関で開催される。
「日本モーターボート選手会会長杯」として行われる大会には豪華メンバーが集結。一番の注目株は関浩哉(群馬)だ。2018年のヤングダービー以来2度目のGⅠ制覇となった津70周年優勝は、大きな自信となったはず。直前の多摩川一般戦も制して2節連続の優勝。今年既に4Vと好調なだけに今シリーズも激走必至だ。ナイター開催の桐生が地元のうえ下関での実績も十分なので死角は見当たらない。
関を脅かす一番手は、B1ながらミッドナイトレースの実績豊富な吉田拡郎(岡山)だ。今月の下関一般戦で優出2着、直近の地元・児島GⅢを優勝と波に乗っており、ベテランらしく着実にVロードを突き進むだろう。
主役両者に割って入る候補も多士済々だ。まずは長田頼宗と前沢丈史の東京コンビ。2人ともナイターとの相性がいいし直近のレースではともに優出、長田は関、前沢は吉田と前節優勝戦で対決したように近況も悪くない。
当地との相性という点では、安田政彦、和田兼輔の兵庫コンビにも要注意だ。ほかに実力者の重成一人(香川)、上り調子の新開航(福岡)も軽視できない。
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ミッドナイトボートレースは無観客で行われ、場外発売を行う施設でも舟券の発売は20時45分(本場は17時頃)までとなる。21時以降のレースをリアルタイムで投票するにはインターネット投票のテレボートに加入する必要がある。
テレボートへの会員登録は、指定銀行に口座があれば最短5分で可能。会員特典としてサンスポなどスポーツ紙(4紙)の予想やレース映像を見ることができる。
なお、会員番号6桁のテレボート会員はミッドナイトボートの購入はできない。