第一生命保険は、恒例の「サラリーマン川柳コンクール」のベスト10を発表した。新型コロナウイルス禍による暮らしの変化をユーモラスに描いた作品が上位を占めた。1位は飲食店の営業時間短縮と志村けんさんら「ザ・ドリフターズ」出演の人気番組をかけた「8時だよ‼ 昔は集合 今閉店」、2位は「ウイルスも 上司の指示も 変異する」だった。
マスクを題材にした作品も多く、3位に「にこやかに マスクの下で 『うっせぇわ!』」、5位に「マスク顔 確信持てず 見つめ合う」が入った。
新型コロナ関連以外では「デジタル化 しますと紙で 通知する」が9位に。デジタル技術を活用して事業を変革する「デジタルトランスフォーメーション(DX)」をちゃかし、実際に会社でありそうな、ちぐはぐな対応を表現した。
昨年9~10月に6万2657句が集まり、今年1月に100句を選出。その中から、インターネットなどによる人気投票でベスト10を選んだ。
今年9月下旬に募集を始める次回から「サラっと一句!わたしの川柳コンクール」に名称が変わる。