マンション業界の秘密

ローン残高の残酷な落とし穴 高く売れても次買う物件高く パッションで購入した者が遭遇する「こんなはずではなかった」未来1/2ページ

高くは売れても同じエリアで似たような物件を買おうとするなら、売れた額以上の金額を支払うケースが少なくない
高くは売れても同じエリアで似たような物件を買おうとするなら、売れた額以上の金額を支払うケースが少なくない

不動産屋の営業セオリーのひとつは「客に購入を迷わすな」である。

住宅のような大きな買い物の場合、迷うとほぼ「ノー」という結論になる。だから、客に迷う時間や余裕を与えないように持っていく。

例えば、「ほかにも検討されているお客さまがいらっしゃいます」とか、「今、決めないと買えなくなります」「この条件の物件は二度と出ません」などの殺し文句で客を追い込んでいく。

この営業攻勢で「買っておいてよかった」という場合が皆無…だとは言わない。特にこの9年ほど、東京の都心で販売された新築マンションについては、だいたいが値上がりしている。損得勘定だけなら「買った方がよかった」という結果になっている。ただし、それは今の価格でうまく売却できた場合である。

私は不動産の売却相談会を年に何度も行っているが、「今、住んでいるマンションを売りたいのですが」というケースは結構、多い。だが、問題は次に住むところである。確かに購入時より高く売れて、手元にいささかの現金が残るかもしれないが、次の住まいを買うとすれば、それも消し飛んでしまう。高くは売れるけれど、買う物件も値上がりしているためだ。

ここで住宅ローンを組むと、返済残高がかえって膨らんだりすることも少なくない。住まいはステップアップできてもローンも増えるのでは意味がない。

健活手帖

zakスペシャル

主要ニュース

ランキング

  1. 【2022年夏・参院選】あるぞ、大どんでん返し!東京・大阪〝14激戦区〟 優勢の自公与党、野党も必死の巻き返し ピンチの現職が相次ぎ鬼気迫る訴え

  2. 中国のふざけた妄言、尖閣周辺に侵入「日本の右翼漁船に対する法執行だ」 中露艦艇に弱腰の政府「参院選真っただ中の岸田政権を威嚇」識者

  3. ポスト和久田麻由子アナに浮上 「元東大ミスコン」堀菜保子アナ(27)の“大きな武器”

  4. 朝ドラヒロイン候補に森七菜と上白石萌歌が急上昇 小芝風花や今田美桜の名前も 「ブギの女王」歌手・笠置シヅ子がモデル、来秋スタート『東京ブギウギ』

  5. 【歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡】CM曲はミリオン記録の絶大効果 明菜が味わった屈辱…担当者の「所属歌手だったのか」に失望も

  6. 徴用工問題の「皮算用」 韓国、参院選後に妥協案取り付け画策 岸田政権を軽視?「『日本国内の世論を気にせず…』と侮っている」

  7. よくぞ言った!江口のりこがぶっちゃけたテレビのタブー「番宣出演は意味がない」

  8. 「明石家紅白」で期待される〝SMAP雪解け〟 7年ぶりに香取慎吾と共演、木村派・さんまの仲介で「復活」の声

  9. 〝第7波襲来〟か 東京でコロナ感染倍増、全国でも1・8倍のハイペース 観光支援の先送り示唆 問われる政府と自治体の姿勢

  10. 【日本の解き方】日銀は金利上昇を容認するか 「売り仕掛け」には負けないが、非常識人事で内部崩壊懸念も

ピックアップ連載

連載一覧へ

最新特集記事

特集一覧へ