東京五輪の公式映画「東京2020オリンピック SIDE:A」の完成披露試写会が今週、東京都内で行われ、河瀨直美監督(52)は「私にしか撮れないものを求められました」と、その仕上がりに胸を張った。
会場には、東京2020オリンピック組織委員会から森喜朗前会長や橋本聖子会長らが駆け付けるなど、〝公式上映〟の雰囲気だったが、「会場周辺では上映反対の抗議行動があり、騒然としていました。五輪そのものに対する抗議が今も続いている感じでしたね」(映画サイトライター)。
河瀨監督はその後、渡仏。カンヌ国際映画祭の「クラシック部門」で同作が公式上映され、拍手喝采を浴びたというニュースが伝えられた。
「そのタイミングを狙ったように『週刊文春』が、河瀨監督のグーパンチ事件を報じています。以前〝暴行〟疑惑が報じられた際は、被害者とされた撮影助手と連名でコメントを出して沈静化できましたが、今回は被害者男性が『殴られたことは事実』と証言していますので、前回のような連名でコメントを発表することはできない。どうするんでしょうね」(週刊誌記者)
一部のゴタゴタが映画界全体のゴタゴタに広がらなければいいが…。 (業界ウオッチャーX)