何かと賛否のあるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」。視聴者の目はなかなかに厳しいものがあるが、そんな中でも株を上げる俳優もあれば、イメージダウンが心配される俳優もいる。
株を上げたのは俳優の渡辺大知(31)。ロックバンド「黒猫チェルシー」(活動休止中)のボーカルながら、俳優として活躍。朝ドラは「カーネーション」「まれ」に続いて3作目だ。
「地元企業の御曹司でヒロインの姉・良子に求婚する金吾役です。ぼんぼんらしくお調子者ですが、両家顔合わせの場という土壇場でふられてしまいます。本来なら怒ってもおかしくない状況なのに、ぎこちない笑顔を浮かべて良子の幸せを祈る姿がお茶の間に感動を与えました」とテレビ誌編集者。
これまで感動とは程遠い展開だっただけに、ネット上でも「まさか金吾に泣かされるとは」といった声が上がったほど。「見せ場が少ない中、しっかりと切ない感情を演じきっており、評価もうなぎのぼりです」と先のテレビ誌編集者。