エンゼルスの大谷翔平(27)は3日(日本時間4日)、敵地フィラデルフィアでのフィリーズ戦に「2番・指名打者」で出場。前日2日(同3日)のヤンキース戦ダブルヘッダーで投打に精彩を欠き、チームも8連敗と苦しい東海岸遠征となっている。
大谷はフィリーズと初対戦。相手先発右腕ザック・エフリン(1勝4敗、防御率4・60)は変化球にキレがあり、1回無死一塁からの1打席目は外角のスライダーを見逃し三振。2打席目は四球、3打席目は二直。
フィリーズはナ・リーグ東地区で、首位メッツに12ゲーム差(3位)をつけられて苦戦中。この日、ジョー・ジラルディ監督が解任され、ロブ・トムソンコーチが指揮を執ることが発表された。
大谷は直前のヤンキース戦シリーズでは投打にいいところがなかったが、両リーグ最高勝率(36勝15敗、・706)の強豪だけにやむを得ないところもある。フィリーズのような相手からどれだけ成績を稼げるかが長いシーズンでは大事になってくる。