崖っぷちロシア軍、将官11人が続々戦死 ウクライナ軍、東部要衝の奪還が見えたか 「敗者の遠吠え」欧米に責任押し付けるプーチン氏1/3ページ

米軍の高機動ロケット砲システム「ハイマース」(Tony Overman提供・AP=共同)
米軍の高機動ロケット砲システム「ハイマース」(Tony Overman提供・AP=共同)

ついに反転攻勢か。ロシア軍による完全制圧が近いとされた東部の要衝セベロドネツク市で、ウクライナ軍が猛烈に押し戻した。その後、露軍は砲撃で再反撃するなど激戦が続く。露軍は将官に「11人目の犠牲」が出るなど混乱が続くうえ、西側諸国の武器供与も本格化している。ウラジーミル・プーチン大統領は強気の態度を続けるが、残された道は少ない。

東部ルガンスク州のガイダイ知事は5日、セベロドネツク市をめぐり、ウクライナ軍が「市の半分を制御下に置いた」と通信アプリに投稿した。

一時は露軍が市の8割を支配下に置き、ガイダイ氏は軍撤退の可能性に言及していたが、戦局に変化があったことがうかがえる。ガイダイ氏は現地メディアのインタビューでも露軍撃退は「可能だ」と自信をみせた。

米シンクタンク、戦争研究所(ISW)も同日、「都市の大部分を奪還し、露軍を都市の南部郊外から追い出した」と分析している。

ただ6日には、露軍の砲撃により戦況は再びやや悪化したとみられる。ロシアは米欧からの兵器供給ルートの遮断を狙って空爆しており、激しい攻防が続く。

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は6日、セベロドネツクに隣接するリシチャンスクと東部ドネツク州バフムトなど前線を電撃訪問し、兵士を激励した。フェイスブックでは、「われわれは自信を持っている。自信と誇り。出会った皆さんを誇りに思う」と決意を新たにした。

5日、ウクライナ東部の要衝セベロドネツクに隣接するリシチャンスクを訪問したゼレンスキー大統領(右)は兵士を激励した(大統領府提供、ロイター)

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