2年以上も続くコロナ禍で、イベントやコンサートはたびたび中止や延期を余儀なくされ、観客動員数の制限などもあり、芸能界にも甚大な被害をもたらしてきた。しかも、その悪影響は目に見えない形で、一部の人気芸能人たちのタレント生命をもむしばんでいるようだ。
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「コロナ禍になってからというもの、毎週ネタ不足で本当に困っています。そもそも周囲の目や〝不謹慎狩り〟を恐れて街に繰り出す芸能人自体が減っていましたからね。その結果、ウチに限らずどこも会社員で通勤などで比較的外出する機会の多い女子アナの記事が増えているわけですが…」
こう嘆くのは週刊誌のカメラマン。コロナ禍は週刊誌や女性誌などの芸能記事にも少なからず影響を及ぼしているが、一方で捜査関係者からは、さらに興味深い話が飛び込んできた。
「昔から芸能人が会食するとなれば、プライベートな空間を確保しやすい高級飲食店の個室や、業界関係者がオーナーの会員制の店と相場が決まっていたけど、最近はコロナ禍もあってホームパーティーや家飲みが増えている。中には酒量が増えたり、あろうことか危ないクスリにハマったりする芸能人も増えているんです」
店よりも自宅や別荘などのほうがハメを外しやすいのは、芸能人に限ったことではない。それに、芸能界では古くから大物アーティストや売れっ子タレントなどによるそうした場所でのドラッグパーティーの噂もささやかれてきた。