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驚異の効き目「魔術コンプライアンス」 呪術師による「ウソついた人間がコーラを飲むと、死ぬ」で不祥事抑止 〝見える化〟で失う大切なモノ1/3ページ

コーラで自白。恐るべし、ルワンダの呪術師(AP)
コーラで自白。恐るべし、ルワンダの呪術師(AP)

三菱電機、日立製作所、日野自動車…。「まさか」という企業不祥事が後を絶ちません。愚直で正直、悪いことをしない日本企業だったはずなのに、どうしたというのでしょうか。私が思うに、この不祥事多発の大きな理由は、皮肉なことに「日本人の真面目さ」なのです。厳しい予算のもと、「この金額で完成させろ」と上司から命じられた部下は、何としてもその予算内に工事費用を収めようとします。また「この期日までに完成させろ」という期日も守ろうとします。

少ないお金と短い工期で仕事を成し遂げようとがんばる現場の人々。でも、どうしてもムリということだってあるわけですよ。でも、真面目な人ほど「ムリです」とギブアップできない。どうなるかと言えば、「できました」とウソをついてしまう。あるいは見えないところで、とんでもない手抜きをしてしまう。これが昨今の不祥事を引き起こしている要因ではないかと思います。従順で真面目であるがゆえ、結局ウソをついてしまう不幸。

ウソと言えば、思い出した話を1つ。私の後輩会計士Kがアフリカのルワンダで働いています。アメリカやヨーロッパなら珍しくも何ともありませんが、「ルワンダに行きます」と聞いた私はたまげました。「アフリカで仕事あるのかよ」と。実のところ、たまげたのは本人も同様だったようです。

彼はアフリカの農園で経営・会計関係の仕事をしていますが、やはり日本の常識が通じないことが多い様子。まずは現地農園で働く人々のなかに「数が数えられない」人がいるのだとか。だから在庫管理がすごくやりにくいそうです。そりゃそうだ。

さらには収穫品やお金の窃盗があまりにも多く、これには頭を抱えてしまった後輩K。日本人的な倫理観など求めてもダメ。どうすれば窃盗がなくなるかについて悩んでいたところ、「それならいい方法がある」と、ある人物を紹介されました。それが現地の呪術師。

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