全米女子オープンで日本勢最高の20位に入った小祝さくら(24)は8日、「宮里藍サントリー・レディス」(兵庫・六甲国際GC、9日開幕)のプロアマ戦に出場。米ノースカロライナから飛行機3本を乗り継ぎ、計17時間のフライトで前夜に帰国も「ちょっと肩こりがあるぐらい。時差ボケは思ったほどなかったのでよかった」と強行軍の疲れもみせずラウンドした。
「(帰国後に)隔離があると思ったので出られないと思ったんですけど。出れるので」と迷うことなく出場を決断。全米の前週は国内ツアーで優勝し、全米組で3週連続出場は小祝だけだ。
「(学校も)ゴルフで早退はあります。病欠はなかったと思います。家の近くの知り合いのリサイクルショップでバイトしていたときも、風邪ひいても行っていました」というのだから、やはり鉄人だ。
全米女子は「目標としていた予選通過はできたけど、意外と悔しかった。短いパット、5メートル以内のバーディーパットを外したので、課題になりました」と反省。国内ツアー出場2試合連続優勝を目指す。