「鎌倉殿の13人」後半戦のキーパーソンたち

後鳥羽上皇 読みが甘い…義時の「ラスボス」 歌人としても優れた文武両道の人物2/2ページ

だが、この「承久の乱」は北条泰時(坂口健太郎)、時房(瀬戸康史)が大将軍として率いた10万の軍勢をはじめ、鎌倉側の圧勝に終わる。実際はこの乱には貴族の多くが参加せず、京方はほとんど抵抗もできなかったとされる。上皇の読みが甘かった! 後鳥羽上皇は出家。隠岐の島に配流となる。

演じる尾上松也は、かつて大河「おんな城主 直虎」では今川義元の息子、氏真役だった。氏真は偉大な父、義元が桶狭間で信長に討たれても、かたき討ちはできず、それでも人脈と得意の蹴鞠などで江戸時代までしたたかに生き残った。後鳥羽上皇も島に流された後も、自ら勅撰した「新古今和歌集」の追加や削除を手がけたとされる。

本人は、後鳥羽上皇を義時に対する「ラスボス」のようだと評しているというが、強き敗者としてどんな姿を見せるか。楽しみだ。 =おわり

■ペリー荻野 コラムニスト、時代劇研究家。1962年、愛知県生まれ。大学在学中から中部日本放送でラジオパーソナリティーを務め、コラムを書き始める。主な著書に「バトル式歴史偉人伝」「脚本家という仕事 ヒットドラマはこうして作られる」「テレビの荒野を歩いた人たち」など。

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