映画監督・下山天　着想の妙と構想の大胆さで〝仁王立ち〟　新作「アライブフーン」が１０日公開1/3ページ

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ジャンル問わず

「３３年間、〝皆勤賞〟でＭＶ（ミュージック・ビデオ）を撮り続けている映画監督なんて私以外いないんじゃないですか。ギネス記録だと思うんだけどなぁ。監督になると、忙しくて離れていく人が多いのですが、私にとってはライフワークの１つですから」

サザンオールスターズ、ソロの桑田佳祐、Ｂ’ｚ、ＥＸＩＬＥら人気ミュージシャンのＭＶを数多く手がけてきた。映画監督という立場としては確かに珍しいかもしれない。

「撮り方に差などないんですよ。私にとっては映画やドラマと同じで」……なのだそうだ。

そのＭＶをはじめ、ジャンルを問わず、ひっぱりだこ。ネットフリックスの連続ドラマ「僕だけがいない街」（２０１７年、１９１カ国に配信）など依頼は海外からも届く。

あす１０日には話題作、野村周平主演の映画「アライブフーン」が封切られ、また巷（ちまた）の話題をさらいそうだ。