日本の解き方

間違った財政運営は国を滅ぼす 緊縮で世界に太刀打ちできず…効果的な改革は「歳入庁」設置1/2ページ

政府の経済財政運営の指針「骨太の方針」では、原案に2025年の国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)黒字化目標が盛り込まれなかったことで騒動となった。

これを、財政再建への姿勢が弱まったように報道するマスコミもあった。しかし、これは財務省の「猿芝居」だった。たしかに、「2025年度の国・地方を合わせたPB黒字化」は消えているが、そのほかのところで、「本方針及び骨太方針2021に基づき、経済・財政一体改革を着実に推進する」と書かれている。「骨太2021」では、しっかりと「PB黒字化」が書かれているので、何も変わりはないのだ。

かつてであれば、これで自民党もマスコミもだまされて終わる。しかし、今回は、マスコミは相変わらず節穴だったが、自民党は違った。何も変更がないことを目ざとく見つけている。

自民党内で重要な役割を果たしたのは、財政政策検討本部(西田昌司本部長、安倍晋三最高顧問)や責任ある積極財政を推進する議員連盟(中村裕之共同代表)だ。

もっとも、財務省も「猿芝居」がバレても、必死に抵抗したようだ。というのは、今の政権を率いているのが親族らに財務省関係者も多い岸田文雄首相だからだ。

菅義偉政権のときには、だんまりを決め込んでいた矢野康治財務次官が、岸田政権になった途端に月刊誌で持論を言い出した。財政に関する認識について問題点が多かったが、岸田首相は不問に付した。

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