ジャーナリスト、奥窪優木さんの本紙連載「列島エイリアンズ」(金曜)が好評です。中国、ベトナムなど在日外国人たちがつくる日本国内でのコミュニティーの実態をはじめ、風俗の無許可営業、裏カジノ、大規模詐欺、パパ活など犯罪からグレーゾーン行為まで直撃取材し、闇を暴き出しています。
もちろん、在日外国人のうち、そのような不法行為に手を染めるのはほんの一部で、多くは日本に好意を持つ客人であり、良き隣人です。
母国との架け橋となるべく語学留学のため来日したタイ人の女子学生もその一人ですが、日本で就職先を探す際、とんだ目に遭いました。
「就労サポート」をうたう日本人が代表を務める都内の就職支援団体A。企業とのマッチングをここに頼った彼女は高額な費用を請求され、支払ってしまいます。しかし、満足なサービスを提供されず、抗議すると、のらりくらりと言い訳を繰り返し、けむに巻き…。
この団体について、奥窪さんが取材を進めると、同じような被害者が多々存在することが判明。先週から始まった同連載中の「カモられる外国人編」。日本で働きたい外国人たちからカネを巻き上げる悪い奴らに迫ります。 (宣)