18歳の女子学生に飲酒させ、高級ホテルでともに過ごし、小遣い4万円を渡したと週刊誌に報じられ自民党を離党した吉川赳衆院議員(40)に対し、与野党から「議員辞職すべきだ」との声が相次いでいる。岸田文雄首相率いる岸田派所属だけに、対応が注目される。
「気の緩んだ議員がいたのが本当に残念でならない」「党を出ていってもらったが、吉川氏は比例復活の議員。当然、自民党の議席だ」「議員辞職を求めていきたい」
自民党の世耕弘成参院幹事長は13日、党会合でこう怒りをにじませた。
立憲民主党の泉健太代表も「党を離れればいいというものではない。辞職して当然」と語った。
ニュースサイト「NEWSポストセブン」は9日、「岸田派ホープと〝おさげ髪18歳〟のパパ活『飲酒』現場」という記事を掲載した。吉川氏は会見などは開かず、10日に離党した。
岸田首相は13日の参院決算委員会で「国民に何も説明していない。自らの行動を説明することは重要だ」と迫った。