実は将棋で勝つためにもテストステロンは欠かせないものです。長時間の対局でも集中力を切らさず、勝つために何手も先を読む執着心にはテストステロンが大きく関わっています。今回は伝説的な2人の棋士の名言や逸話から、テストステロンとの関係性を考察します。
①加藤一二三さん
2017年の引退まで現役生活63年、藤井聡太さんが登場するまで、14歳7カ月という史上最年少プロの記録を持っていました。また77歳11カ月の現役最年長記録も持っています。まさにレジェンドです。
長きに渡り第一線で戦い続けられたのは、テストステロンに裏打ちされた「闘志」が大きく関わっていると考えられます。加藤さんはヒフミンの愛称で知られ、バラエティー番組などでも親しみ深いキャラクターで人気ですが、本業は棋士ですから当然負けることが大嫌いだそうです。
ご本人は「闘志」には「ひとに負けまいという闘争心」と「将棋を深く知りたいという探究心」があると語っています(なんと、17歳のときの発言です)。両方とも、テストステロンが大きく関係していますね。
また対局の際には、睾丸を健康にしてテストステロンを増やす働きのあるビタミンEを豊富に含むうな重を必ず食べていたことも有名な話です。そのほかにステーキ、サーモン、チョコレートといったテストステロンを高める食べ物も好物だそうです。