米0・75%大幅利上げ 通常の3倍 株安、円安一服も…景気や市場への影響予断許さず1/1ページ

パウエル議長の会見が流れるニューヨーク証券取引所のモニター=15日(ロイター)
パウエル議長の会見が流れるニューヨーク証券取引所のモニター=15日(ロイター)

米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利の誘導目標を0・75%引き上げ、1・5~1・75%とすることを決めた。利上げ幅は通常の3倍で、1994年11月以来27年7カ月ぶりとなる。

金融政策の先行き不透明感が和らいだことから米国株は反発、為替の円安ドル高もいったん落ち着いた。ただ、FRBは今後も大幅利上げを続ける方針で、景気や市場への影響は予断を許さない。

同日のニューヨーク市場でダウ工業株30種平均は前日比303・70ドル高の3万0668・53ドルと6営業日ぶりに反発した。外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比1円67銭円高ドル安の1ドル=133円76~86銭を付けた。

FRBのパウエル議長は記者会見で、0・75%の利上げについて「通常のものではない」とした上で、「強力な行動が必要だと考え、実行した」と述べた。2022年末には政策金利が3・4%に及ぶとの見通しを示し、0・5~0・75%の大幅利上げを今後も継続する方針を示した。

インフレ抑制を優先する姿勢を強調したパウエル議長だが、物価上昇について「金融政策では制御不能な要因が増えている」としている。ブレーキを踏み込み過ぎて米国景気が失速することがあれば、ショックが世界に波及する懸念は残る。

健活手帖

zakスペシャル

主要ニュース

ランキング

  1. 【2022年夏・参院選】あるぞ、大どんでん返し!東京・大阪〝14激戦区〟 優勢の自公与党、野党も必死の巻き返し ピンチの現職が相次ぎ鬼気迫る訴え

  2. 中国のふざけた妄言、尖閣周辺に侵入「日本の右翼漁船に対する法執行だ」 中露艦艇に弱腰の政府「参院選真っただ中の岸田政権を威嚇」識者

  3. ポスト和久田麻由子アナに浮上 「元東大ミスコン」堀菜保子アナ(27)の“大きな武器”

  4. 朝ドラヒロイン候補に森七菜と上白石萌歌が急上昇 小芝風花や今田美桜の名前も 「ブギの女王」歌手・笠置シヅ子がモデル、来秋スタート『東京ブギウギ』

  5. 【歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡】CM曲はミリオン記録の絶大効果 明菜が味わった屈辱…担当者の「所属歌手だったのか」に失望も

  6. 徴用工問題の「皮算用」 韓国、参院選後に妥協案取り付け画策 岸田政権を軽視?「『日本国内の世論を気にせず…』と侮っている」

  7. よくぞ言った!江口のりこがぶっちゃけたテレビのタブー「番宣出演は意味がない」

  8. 〝第7波襲来〟か 東京でコロナ感染倍増、全国でも1・8倍のハイペース 観光支援の先送り示唆 問われる政府と自治体の姿勢

  9. 「明石家紅白」で期待される〝SMAP雪解け〟 7年ぶりに香取慎吾と共演、木村派・さんまの仲介で「復活」の声

  10. 【日本の解き方】日銀は金利上昇を容認するか 「売り仕掛け」には負けないが、非常識人事で内部崩壊懸念も

ピックアップ連載

連載一覧へ

最新特集記事

特集一覧へ