NHKも定時のニュースで報じたのが、韓国の男性グループ、BTSの活動休止のニュース。世界中の主要メディアで報じられた。
「韓国では一般紙が一面トップで報じましたが、経済効果を考えると当然。外貨を獲得する世界的コンテンツがBTSだったわけです」と韓流コラムを扱うウェブサイトデスク。こう続ける。
「BTSは兵役免除も国会で議論されましたが、特別扱いになるということで成立しませんでした。社会的不平等と関連することですから、今後も成立しづらいですね。韓国の芸能事務所は、いずれ徴兵されることが前提のマネジメントですので、限られた現役時代になるべく多く稼ぎたいという思惑がある。BTSのメンバーが『グループ活動をすることで機械になってしまった』と発言したのは、そのような事情があるからです」
そんな縛りがありつつも、世界クラスの人気を獲得できた韓国のエンタメ業界の優位性。日本のエンタメ業界の違いは何か考えさせられる。 (業界ウオッチャーX)