「百万石まつりを楽しみにしてくださっていた皆様、誠に申し訳ございませんでした」
6月12日、ツイッターでこう謝罪したのは女優の栗山千明(37)。百万石まつりとは加賀藩の祖、前田利家が金沢城に入城したことにちなんだもので、毎年6月に金沢市で行われ、メインは絢爛(けんらん)豪華な〝百万石行列〟。今年で71回目のまつりは、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった。4日に行われた行列では、利家公を竹中直人、その正室、お松の方を栗山がふんして市内を練り歩き、それをひと目見ようと沿道には34万人が集まった。
「北陸放送や石川テレビが中継する地元最大級のイベントは、二役を松平健、高橋克典、斉藤慶子、羽田美智子らそうそうたるスターが務めてきた。それを題材とした写真コンテストが例年人気だったのに、今年は突然中止に。撮影やSNS投稿禁止が強いられ、不満が多数あった。その理由が栗山の要求だったと『週刊女性PRIME』が報じ、騒動になったのです」(地元テレビ関係者)
同誌によると、栗山サイドは肖像権保護を理由に、「SNSで肖像がアップされた場合、24時間以内に削除要請をする」「24時間以内に削除要請をしなかった場合、1件につき100万円を要求する」という条件を提示したという。所属事務所は撮影自粛を求めたことは認めたが、それ以外については事実ではないと説明した。