4勢力が暗闘するロシア大統領府 プーチン大統領〝降ろし〟の策謀 穏健派、急進派、野党・反体制派に加え自身で後継指名の「院政」も1/3ページ

「ポスト・プーチン」に向け4勢力が暗躍
「ポスト・プーチン」に向け4勢力が暗躍
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ウクライナ侵攻は東部戦線で膠着(こうちゃく)し、経済の先行きも不透明なロシア。こうした事態を招いたウラジーミル・プーチン大統領を引きずり下ろす策謀がクレムリン(大統領府)内外でひそかに進められている。「穏健派」や「急進派」「野党・反体制派」に加え、プーチン氏も禅譲による「院政」を狙うなど、「ポスト・プーチン」に向けて4つの勢力が暗闘を繰り広げているようだ。

国営タス通信は14日、「反プーチン」急先鋒(せんぽう)の運動家で、モスクワ近郊で服役中だったアレクセイ・ナワリヌイ氏が厳重な警備の別の収容施設に移送されたと伝えた。

「政権の焦りがみえる」と話すのは、ロシア政治に詳しい筑波大名誉教授の中村逸郎氏だ。

プーチン氏の健康不安説も消えないなか、露独立系メディア「メドゥーザ」はクレムリン幹部らが後継者候補についてひそかに協議しているとし、3人の大物の名前を報じている。

その1人がセルゲイ・キリエンコ大統領府第1副長官。ボリス・エリツィン政権時代、最年少の35歳で首相に就任して話題になった。

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