読者の皆さま、今週も引き続きこちらの市民生活にまつわるトピックとなりますが、今回は近年非常に人気のある激安スーパー「ディスカウンター」についてお話ししたいと思います。
口さがない人はディスカウンターを「貧しい人々のための市場」と呼びますが、収入の減少と物価上昇により、こうした形態のスーパーの数はロシアで急速に増えています。
このようなディスカウンターはいわゆる典型的なスーパーマーケットと違い、巨大な倉庫が店舗になっていて、倉庫内の何百もの開封された段ボール箱から直接商品を取り出してカートに入れ、レジに持っていくスタイルをとっており、経費を削減するために従業員の数が少ないのが特徴です。
また、店舗の場所は郊外にあることが多いのです。
スーパーマーケットとは違い、生鮮食品や野菜、果物などは販売していませんが、その他の商品アイテムはほぼスーパーマーケットと同じです。
しかし、販売しているほとんどが無名ブランドの商品であり、店舗側は商品をできるだけ安く販売することを目的としているため、返品やポイントカードなどのサービスもありません。