今年の高松宮記念杯競輪(GⅠ)は古性優作のVで終わりました。私、古性がタイトルを獲ったレースは今まで全て的中してきたのですが、ついにその流れが途絶えてしまいました。何しろ買ってなかったんで…。
さすがに、その日に独演会がある身としては、決勝の展開予想すらできず。ただ、決勝のメンバーとラインを見て、単騎の選手が勝つだろうなとは思っておりました。小松崎大地が逃げるにせよ、山田庸平が逃げるにせよ、逃げ残るほどの先行力ではないですからね。その上、本番では郡司浩平は北日本分断に出て、「古性さんどうぞ~」という展開。
ただ、あれだけ調子のいい荒井崇博でも、園田匠の差し脚には負けちゃうんだということを思い知らされました。真剣に予想していたら、当てられたかどうか…。今から車券買えないの?
松山ナイター初日のA級特選12Rは埼京コンビが主導権で、すんなりなら2車で直線勝負、ってとこでしょうが、寂しくも渡辺に以前ほどの力がないと感じております。この春に東京に移籍して気合は入ってるはずですけどね。ここは四国コンビの逆転に期待です。四国両者は埼京を追走。福島が2センターで出ていくも、渡辺に振られる。そうすると藤岡に道ができて大逆転! 〔1〕↔〔6〕―〔2〕〔7〕、〔1〕↔〔7〕―〔6〕〔2〕。
松山3日間で、宮杯を買えずに逃した9万円を回収に行くよ!
(落語立川流真打)
■立川志らべ(たてかわ・しらべ) 1975年9月3日生まれ。静岡県伊豆の国市出身。落語家。2000年に立川志らくに入門。07年に二ツ目昇進。18年10月に真打昇進。趣味は音楽鑑賞、サッカー観戦。競輪の造詣が深く、好きな選手は村上義弘(京都・73期)。本紙競輪面にコラム『真打 志らべの口先先行一車』を連載中。