昭和歌謡の職人たち 伝説のヒットメーカー列伝

宇崎竜童・阿木燿子(2) 〝上から目線で〟山口百恵が歌う「横須賀ストーリー」 どこか陰のある感じに説得力 1/2ページ

清純派だった山口百恵が大人の女性へと成長していった
清純派だった山口百恵が大人の女性へと成長していった

1970年代の日本の流行歌は大きなターニングポイントを迎えた。アイドル、ニューミュージック、フォーク、和製ポップス、演歌歌謡、洋楽とリスナーの音楽志向が広がったのだ。

中でも阿木燿子・宇崎竜童コンビのヒットはリスナーの心をとらえ、日本の流行歌シーンを席巻していた。76年の日本レコード大賞では、内藤やす子の「想い出ぼろぼろ」で宇崎さんが作曲賞を、山口百恵の「横須賀ストーリー」で阿木さんが作詞賞をそれぞれに受賞したほどだ。

コンビにとって、山口百恵との出会いは重要だ。73年に映画「としごろ」に出演し、同名曲でデビューした百恵だが、当初は大きなセールスにつながらなかった。

しかし、従来のアイドル純情路線から一転し、当時「青い性」といわれた路線で国民的スターへの道を歩み始めた。74年の「ひと夏の経験」(千家和也作詞、都倉俊一作曲)のきわどい歌詞には度肝を抜かれたものだ。

アイドルの純朴さを信望する若者にとっては刺激的だったが、心の奥底にある機微に大きなインパクトを与え、スマッシュヒットとなった。

そして、勢いに乗った百恵は76年に「横須賀ストーリー」、そして78年の「プレイバックPart2」でこの路線の極致に至る。どちらも阿木・宇崎コンビの作品だ。

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