創立70周年を迎えた東映が7月8日から東京・丸の内と渋谷の直営映画館で「東映焼き印入り 和みのマドレーヌ」(1個税込み300円)を発売する。
東映東京撮影所近くに店舗を構え、芸能人にもファンの多い西洋菓子メーカー、おだふじとのコラボ。2012年に同撮影所所長が「東映らしい手土産はできないか」とおだふじに提案し、限定商品として誕生した。
大粒の丹波黒豆をしのばせ、ふんわり、しっとり焼き上げた人気商品「和みのマドレーヌ」に東映の象徴である「三角マーク」の焼き印入り。同社社員が手土産で持参した各所でその優しい味が話題になっていた。
20年3月に「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系)で紹介され、問い合わせが殺到。東映関係者しか購入できなかったが、今年1月からおだふじ2店舗で一般発売するとわずか半年で1万5000個を売り上げた。
このため東映は、7月8日から期間限定で直営映画館2館でバラ売りを決定。同日からオンラインショップでも箱入り(6個入りは税込み1400円、12個入りは同2900円)を販売する。