沖縄県は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で命を落とした日米双方の20万人超を悼む「慰霊の日」を迎えた。旧日本軍が組織的戦闘を終えた日とされ、今年で77年。最後の激戦地だった糸満市摩文仁の平和祈念公園で恒久平和を誓う沖縄全戦没者追悼式(県など主催)が開かれる。
正午に1分間黙禱(もくとう)。玉城デニー知事は平和宣言を行い、岸田文雄首相もあいさつを行う。木原誠二官房副長官は22日の記者会見で「戦没者の御霊(みたま)を慰め、世界の恒久平和を願うのが首相の思いだ」と語った。
岸田首相は22日、福島市内での第一声で、「国民政党として国民のために働く」「未来への課題に挑戦する」などと語っていた。