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暖簾を撮り歩く いい店のデザインはシンプルだ 美しいデザインに接することでセンスや粋の磨き方の勉強に2/2ページ

写真を撮っていて気づくのは、しゃれてるなと思う暖簾の食べ物屋はまちがいなくおいしいからいい店探しの目印にしている。これは暖簾に誇りを込めて仕事をしていることの証とも言える。老舗の暖簾は屋号を入れたシンプルなデザインが多く、新興店やチェーン店はめいっぱい暖簾のスペースを使いあれこれ入れすぎて見た目も美しくない。

今までに撮りためた暖簾は100を超えたが、これからは江戸・東京で100年以上同業で継続し繁盛している店で、暖簾を守り育てるという同じ志を持つ店で1951(昭和26)年に発足した「東都のれん会」の加盟店(現在53)のものを撮ろうと決めている。

写真は上野2丁目の安政6(1859)年創業の日本蕎麦屋「蓮玉庵」のもの。斎藤茂吉、森鴎外、坪内逍遥、樋口一葉、久保田万太郎などそうそうたる人がひいきにしていた店で「東都のれん会」発足時からの加盟店。

全部の加盟店の暖簾を撮るのは時間もかかるが、美しいデザインに接することでセンスや粋の磨き方の勉強になり、いいものを選ぶときの目も養える。 (執行雅臣)

執行雅臣(しぎょう・つねおみ) ファッションジャーナリスト。福岡県出身。中央大学卒業後、文化出版局入社。『装苑』『ハイファッション』『MR・ハイファッション』などの編集長を経てフリーに。毎日の街歩き情報をブログameblo.jp/3819tune1224/)でつづっている。

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