日本の解き方

ロシアのウクライナ侵攻が「終結」するシナリオはあるのか 甘受せざるを得なくなる米国の支援次第という現実1/2ページ

ロシアによるウクライナ侵攻開始から4カ月となった。ロシアは当初、侵攻は短期間で終わるはずとみていたが、その目算は狂った。

戦争の先行きを予想するのは難しい。例えば、旧ソ連が参戦した1979~89年のアフガニスタン紛争では、10年もかかるとは誰も予想できなかった。

米国が有志連合の中心となった2001~21年のアフガニスタン紛争も20年もかかった。

いずれも、旧ソ連と米国は撤退を余儀なくされた。攻め入られたアフガニスタン側の人的被害は、旧ソ連や米国など有志連合よりはるかに多かったが、結果として旧ソ連や米国側が戦闘を継続できなくなったので、紛争が終結した。戦死者増による国内での厭戦(えんせん)ムードや経済的理由によるものだ。

旧ソ連のアフガン侵攻を題材とした1988年のシルベスター・スタローン主演の映画「ランボー3/怒りのアフガン」がある。その中で、ソ連部隊の捕虜となった米軍将校は「母国のために死ぬことを恐れない人がいる国は征服できない。われわれはそれをベトナムで体験した」と言った。

侵攻国が比較的短期間で制圧できず、第三国の仲介がない場合、徹底抗戦が長期間に及ぶと、最終的には侵攻国側が戦闘を継続できなくなる。それで終結を迎えるというパターンがある。旧ソ連の場合、アフガニスタン紛争での経済負担が、崩壊の遠因であったとも言われている。

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