「ゴール前であの野郎が差すだろうよ」
「やっぱ頭固定で2着アイツらでよ、3着は流す! トイレも最後は流さないとダメだからな」
「アソコとアソコがたたきあったら、ヤツが後ろからスッとまくってな。あのバカはスピード乗っかってるから後ろのバカは差せねえだろうな」
「そりゃそうだけど、オレは女のアソコには差し込みてえ!」
これは私の趣味であり人生の一部でもある競輪が開催されていた直近の4日間で、世界に誇る日本の知識人たちによる会話の抜粋です。他にも「このレースは銀行(人気順通り)だから、厚めに買うぜ!」やら「銀行ならオレも買いたいけど、残高がねえ!」といった言葉も出ていました。
私は普段、オフの日に競輪場(京王閣、西武園、立川)でモソモソと飲んでクダをまいて、最後はオケラになっている瞬間が至高の幸せでした。しかし、コロナ以降はそんなゴージャスな瞬間を堪能できない日々が続いていました。
それが先日、川崎競輪場にお仕事でお呼ばれしたのです。