食と健康 ホントの話

飲酒後でも肝臓を保護する〝アーモンド効果〟 研究の第一人者、慶應義塾大学医学部化学教室・井上浩義教授に聞く1/3ページ

アーモンド
アーモンド

アーモンドのブームが再燃している。アーモンドそのものは、すでに定番の健康食だが、さらに人気を集めているのが、第三のミルクと言われるアーモンドミルクだ。

アーモンドをはじめナッツ研究の第一人者である、慶應義塾大学医学部化学教室の井上浩義教授に健康効果について聞いた。

井上浩義教授(提供写真)
井上浩義教授(提供写真)

まずはアーモンド。抗酸化作用で知られるビタミンE含有量は、全食品中でもトップクラスだ。とくに体内の脂肪の酸化(過酸化脂質)を防ぐ働きが特長だ。

過酸化脂質が増加すると、細胞膜の機能が損なわれ、細胞内にさまざまな障害を引き起こし、動脈硬化などの病気の原因になる可能性がある。そのため、欧米の多くの疫学調査からは「アーモンドを食べた人たちは、心不全や動脈硬化といった、血管系列の疾患になりにくいことがわかっています」。

またビタミンEは、美肌効果も知られている。血行促進作用やターンオーバー(肌の新陳代謝)が正しく行われるなど、若々しさを保つさまざまな作用が期待できる。

そして近年注目されているのが、アーモンドの抗糖化作用だ。糖化とは、身体の中でタンパク質と余分な糖が結びついてタンパク質が変性、劣化し、AGEs(最終糖化産物)を生成する反応のこと。現在、世界中で研究が進められている状況だという。

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