サクラと星条旗

エンゼルス、モレノ氏がオーナーならワールドシリーズは無理 数々の失敗重ね二の足…大谷翔平は報われない1/4ページ

今年5月に行われた昨季ア・リーグMVPの受賞セレモニーで、大谷(左)を祝福するモレノ・オーナー=アナハイム(共同)
今年5月に行われた昨季ア・リーグMVPの受賞セレモニーで、大谷(左)を祝福するモレノ・オーナー=アナハイム(共同)

ロサンゼルス・エンゼルスのフランチャイズを救う(そして大谷翔平をつなぎ留める)方法がもしあったとしても、それは監督解任ではなかったはずだ。

タンパベイ・レイズ、シカゴ・カブスをワールドチャンピオンに導いた名将ジョー・マドン監督をクビにしてどうにかなることではない。エンゼルスが12連敗を喫し、ア・リーグ西地区首位のヒューストン・アストロズとのゲーム差を9に広げた6月上旬、マドン監督は解任された。

3週間前は首位にいたエンゼルス。2014年以来初となるポストシーズン・プレーオフ出場に向け、順調にいっているかのように見えた。それが負の連鎖にはまってこのとおりだ。

その日の朝、ペリー・ミナシアンGMはアート・モレノ球団オーナーと電話で話した後、監督宅を訪問して解任を伝えた。最近のエンゼルスを象徴する衝動的、反射的な意思決定が、またしても行われた形だ。

かつてのエンゼルスは堅実な組織だった。00年から07年の間にエンゼルスは4度プレーオフに進出し、02年には後にも先にも一度きりのワールドシリーズ優勝を果たした。この時の監督はマイク・ソーシア、フロントオフィスのGMはビル・ストーンマンだった。

大富豪の実業家アート・モレノは03年にウォルト・ディズニー社から球団を買い取り、しばらくは非常に生産性の高いオーナーだった。1年目には、モントリオール・エクスポスのスーパースター野手だったブラディミール・ゲレロと契約した。ゲレロはエンゼルスのキャップを被って殿堂入りした唯一の選手である。

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