いまだ輝きは消えず 勝新太郎 時代劇の神髄

緒形拳、石原裕次郎…豪華ゲストが続々出演 「痛快!河内山宗俊」1/2ページ

勝新太郎がテレビでの新たなシリーズとして自身の勝プロダクションで製作をしたのが「痛快!河内山宗俊」(フジテレビ系)だ。

老中、水野忠邦(山村聰)の倹約令で、江戸庶民が締め付けられていたころ。河内山宗俊(勝)は薄給ながら直参の身で、幕府上層部の秘密を仕入れては、ゆすりで金を稼ぐ悪党だが、スリの丑松(火野正平)、元御家人直次郎(出門英)、すご腕浪人の金子市之丞(原田芳雄)らと組んで、巨悪にも挑む豪放な男だった。

1話「一世一代の大芝居」では、困窮する長屋の連中を救おうと、なんと自分の葬式を出して香典を…と思ったが、まったく金は集まらず。そこで自分といい仲の料亭の女将(おかみ)、お滝(草笛光子)を大奥のお局に、自身は大僧正にふんして、老中の屋敷に乗り込んで一暴れを企てる。

河内山は歌舞伎でもおなじみのダークヒーローだが、勝が演じるとユーモアと愛嬌(あいきょう)にあふれ、まったく憎めないキャラになる。大金をせしめようとしてもなかなかうまくいかず、手に入れても誰かのためにほうり出してしまうのもいつものパターン。しばしば登場する町奉行の遠山金四郎(若山富三郎)との共演も楽しげで、6話では、若山の傍らで勝が三味線を弾くという、兄弟のいいシーンになっている。

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