とどめのラストまであなたは観続けられるか　「海上４８ｈｏｕｒｓ―悪夢のバカンス―」1/3ページ

わたしは今、悩んでいる。いや、非常に困っている。

というのも、このコラムのお仕事を引き受けたのは映画に対する恩返しといいますか、わたし自身映画に出合ったことによって芸能界に身を置き続けられた部分も大きいことから、映画の素晴らしさを少しでもお伝えできればなとおもったわけです。

ということは、白黒ハッキリつけると言いながらも、基本は褒めたい！　お薦めしたい！　のが人情ってもの。

なんですが…いや～、マジで困りました。

簡単にストーリーを説明しますと、お気楽な若者４人が水上バイクを２台盗んで沖に向かって走り出しちゃうんです。

で、お酒の勢いも手伝ってチキンレースさながらやり合うんですが、あえなく正面衝突。

１台は大破。もう１台の水上バイクはエンジンがかからなくなってしまいます。

仕方なく１台に４人がしがみつくような状態に。

そこに登場するのが、大きな大きな鮫さんです。

果たして４人は鮫に食べられずに生き延びることができるのだろうか！　ってな感じ。