エンゼルスの大谷翔平(27)は1日(日本時間2日)、ヒューストンでのアストロズ戦に「3番・指名打者」で出場。1回に右翼二階席に飛び込む特大の18号先制ソロ本塁打を放った。6月を絶好調で乗り切り、7月も最高の滑り出し。
投手として7勝目(4敗)を挙げた6月29日(同30日)のホワイトソックス戦の打席で、腰を気にするしぐさを見せて心配させたが、休養日を経て元気に先発した。相手先発は昨季1本塁打を放っている右腕ハビエア。
1回2死で、3ボール1ストライクからのど真ん中の速球を見逃したが、フルカウントからのスライダーに対応した。膝元を軽々とすくい上げ、高々と打ち上げた。
打球速度105・7マイル(170キロ)、飛距離394フィート(120メートル)、角度36度。オールスター戦ファン投票の指名打者(DH)部門で2位につけている大谷は、故障でベンチスタートとなった1位のアストロズ主砲アルバレス外野手にその豪打を見せつけた。
エンゼルスは6月26日(同27日)のマリナーズ戦で大乱闘を演じた影響で、ネビン監督代行の代行を務めたモンゴメリー・ベンチコーチも出場停止処分に入ったため、ハセルマン捕手コーチが指揮を執った。