ドクター和のニッポン臨終図巻

コラムニスト・小田嶋隆 「晩年」は当事者の言葉ではない 点滴を打ちながら飲酒していた依存症から立ち直った過去も1/2ページ

小田嶋隆さん
小田嶋隆さん

6月30日で僕は64歳になりました。来年は高齢者の仲間入り。これからは自分のやりたいことを優先して生きようと思います。その手始めとして先日、神戸の老舗ライブハウス・チキンジョージでライブをしました。もしかしたら僕の死後、「晩年は、医者よりも歌を優先し不真面目だった」と書かれるかも…それでも構うもんかと、この方が日経ビジネスに書かれたコラムを読み強く思いました。少し長いですが引用しましょう。

<「晩年」は、観察者の言葉であって当事者の言葉ではない。

どういうことなのかというと、他人の人生を観察なり整理している人間が、生まれた時期と死んだ時点を確認した上で、死亡時から逆算した最後の数年間に「晩年」というタグを貼り付けているだけで、生きている当人は、特段に結末を意識していないということだ>

これを書いたのは名コラムニストの小田嶋隆さん。6月24日にお亡くなりになりました。享年65。「病気のため」とだけ発表されており、病名は明かされていません。きっと、「晩年」という言葉同様、「死因」も、当人は別段意識することなく死ぬものなのだ、というご本人の意思を汲んでのことなのでしょう。

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