広島に加入した秋山翔吾外野手(34)が3日、ウエスタン・リーグの中日戦(由宇)に「3番・中堅」で出場し、3打数無安打。6月3日にパドレス3Aエルパソで出場して以来約1カ月ぶりの試合となった2日は、第1打席で適時二塁打を放ったが、当面は2軍調整が続きそうだ。
2015年にプロ野球記録の216安打を放った秋山は、4年ぶりのクライマックスシリーズ出場を目指す広島からは絶大な期待が寄せられている。しかしこれまでは多くの米球界帰りの野手が苦戦している。
ある元メジャーリーガーは「アメリカから帰ってくると、みんな心身ともにボロボロになってしまう。特にマイナーは移動がバスで5時間なんてことはザラで、かなり過酷なことが大きい」と理由を明かす。
メジャーで5年間プレーした福留孝介は、阪神入りした13年は63試合で、打率・198、6本塁打に終わり、3割を打つまでに4年を要している。